『戸田・蕨編』(2007.4月 vol.2)

戸田市の歴史

戸田市は、江戸時代には御鷹場として栄え、荒川の「戸田の渡し」は全国的にも有名である。
生い立ちは、1889年4月1日に新曽村、上戸田村、下戸田村が合併し、北足立郡戸田村となり、1941年6月1日に町制施行、戸田町になる。
 1957年7月20日に美笹村と合併。
 1959年4月1日ー旧美笹村北部の松本新田・曲本・内谷および堤外の一部が分離し、浦和市(現:さいたま市南区)に編入され、1966年10月1日ー市制施行。戸田市になる。

戸田市のアクセス

JR埼京線が北部から南東に斜めに貫いて、さいたま市方面と東京都方面を結んでいる。
隣接している川口市等を通っているJR京浜東北線などと比べると、若干本数は少なめだが池袋や新宿、渋谷といった若者向けの大都市を結んでおり、非常に便利である。

主要道路は、東部を国道17号(中山道)、西部を国道17号新大宮バイパス(高架上は首都高速道路)がそれぞれ縦断、北部を国道298号(高架上は東京外環自動車道)が横断する。

東部を走る国道17号(中山道)は、昭和11年に開通され、都心と埼玉、群馬、新潟を結ぶ重要ルートであり、数々の商業施設の立ち並ぶメイン通りとなっています。

荒川を隔てた東京都板橋区へは、国道17号が双方ともに、和光市へは国道298号が通じているが、朝霞市に直接通じる陸路はない。

戸田市の名所

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■戸田ボートコース(戸田公園)

戸田といえば ボートのまち として有名ですが、それを代表するのが戸田公園にある戸田ボートコースです。
公園の開設は、第18回東京オリンピックの漕艇競技会場として改修することにあわせ、県がその周辺を公園事業として着手し、昭和39年12月に開設されました。
一帯は水辺の公園として整備され、市民の憩いの場となっています。

現在は、全日本選手権やアジア大会などの大きな大会から市民レガッタまで、数多くの競技大会が開催されており、また一般の方でも気軽に参加できるボート教室も開催されています。

■戸田橋

荒川に架かり、戸田市と東京をつなぐ戸田橋。
その歴史は、中山道の「戸田の渡し」が廃止され、木製の橋が初めて架けられた明治8年(1875)に始まり、昭和53年(1978)に交通量の増大と老朽化により建築された、全長519m、幅員21m(道路部)の現在の戸田橋になり、その後は、県南と東京を結ぶ交通の要衝として、ますます重要な役割を担うようになりました。

現在は、橋付近が昭和26年より続いている歴史ある戸田橋花火大会のメイン会場となっており、毎年8月の第一土曜日には約40万人を超える人でにぎわいます。

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■氷川神社

永享元年(1429)に創立。新曽村の鎮守として祀られてきた。
明治6年に村社となり、明治40年に八幡社(新曽柳原)、稲荷社(新曽稲荷)などと合祀して現在に至っている。

境内には、高さ10メートルを越える大きな柿の木がある。
俗に「夫婦柿」と言って一本の木に雌型(丸形)と雄型(細型)の柿が実る珍しいもの。

柿は雌雄異花といって一本の木に雌花と雄花ができ受粉して、雌花に結実しますが、この夫婦柿は雄花にも実がなります。
雄花の結実は退化したはずのめしべが突然変異で不完全ながらその機能を取り戻したと考えられている。

本誌ぐるーむのイメージキャラクターのモデルとなっており、市の天然記念物に指定されている。

蕨市の歴史

全国の市の中で最も面積が狭く、区町村を含めても11番目に狭くなっている(2006年4月1日現在)。
人口密度は全国で一番高い。
主に住宅地からなるが江戸時代には蕨宿が置かれ、中山道の宿場町として非常に栄えていた。

この地で1946年から開催されている成年式が成人式のルーツといわれている。全国的に珍しい有料公衆便所条例が存在する。

わらびという地名はいつごろから言われているか不明であるが、文献上、初めて「わらび」が見られるのは観応3年(1352年)6月29日付の「賀上家文献」で、「蕨郷上下」と記されており、ここで初めて蕨が文献で確認された。

蕨市役所付近には、日本古来の日本住宅など多く残されており、旧中山道沿いに栄えた当時を偲ばせる美しい建物も多い。
上蕨村と下蕨村を合して蕨宿を称した。
 1889年4月1日蕨宿・塚越村が合併し、北足立郡蕨町となる。
 1959年4月1日市制施行。埼玉県内で23番目。

蕨市のアクセス

市東部を京浜東北線が、北西から南東に斜めに縦断、市西部では国道17号が、線路の1キロメートルほど西方を平行して走っている。
埼玉県の「中央地域」と呼ばれる県南東部京浜東北線・高崎線沿線地域の市の1つ。

北をさいたま市、西を戸田市、東を川口市に接する。
市域はおおむね平坦で、大きな山や川などはない。
土地利用は主に住宅地からなる。

蕨駅は川口市に近接する市東部に存在し、この周辺が蕨市街である。
蕨駅東口の繁華街は川口市域の敷地を一部含んでおり、川口市側の敷地も含め一体化する形で蕨市街が形成されている。

蕨駅西口の商店街は、埼京線開通前は、戸田市からも多くの買い物客が来るほど栄えていたが、郊外に出来た大型店などの進出によって勢いを失っている。

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